初めての屋根・外壁塗装で失敗しないために:依頼前に知っておきたい注意点

外壁や屋根の塗装は住まいの美観を保ち寿命を延ばすために欠かせないメンテナンスです。
しかし、外壁塗装の注意点を知らずに契約してしまうと、「こんなはずじゃなかった…」という後悔や外壁塗装トラブルにつながりかねません。本記事では、初めて屋根・外壁塗装を検討している方に向けて、依頼前に押さえておくべきポイントを解説します。信頼できる業者選びから屋根塗装の見積もりの比較方法、塗料の選び方や工事中の注意点まで順番に確認していきましょう。
本当に塗装が必要なのか?状態の見極め方
まずはお住まいに本当に塗装が必要かどうか、外壁・屋根の状態をチェックしましょう。新築や前回塗装から約10年が塗り替え時期の目安とよく言われますが、環境によっては7〜8年ほどで劣化が進む場合もあります。特に以下のような症状が見られたら、塗装の検討タイミングです。
● チョーキング現象(白亜化):外壁を手で触るとチョークのような白い粉が付く状態です。塗料の樹脂が劣化し、防水性能が落ちているサインで、見た目はきれいでも塗膜の機能が失われています。
● ひび割れ(クラック):髪の毛ほどの細いひび(ヘアクラック)は塗装で補修可能ですが、深く大きなひび割れは注意が必要です。そこから雨水が侵入すると外壁内部や構造体まで傷む恐れがあり、塗装だけでは対処できないケースもあります。
● 塗膜の剥がれ・色あせ:塗装が部分的に剥がれていたり、全体に色褪せている状態です。塗膜の防水機能が切れて寿命が近いサインといえます。放置すると外壁材自体の劣化や雨漏りの原因になるため、早めに専門業者に相談してください。
このような劣化症状を見逃さないことが大切です。塗り替えの時期を逃して塗膜の効果がなくなると、外壁材の腐食や雨漏りなど深刻な事態につながることもあります。


相見積もりの重要性と比較ポイント
塗装工事を依頼する際は、必ず2〜3社から相見積もりを取りましょう。一社だけでは金額や工事内容の妥当性を判断しづらいですが、複数比較すれば「一社だけ異常に高い」「他社より説明が曖昧」といった差に気づきやすくなります。また相見積もりは悪徳業者を避けることにも役立ちます。極端に安すぎる見積もりや内容説明が不十分な業者は避け、適正な提案をしてくれる会社を選びましょう。見積もりを比較する際にチェックしたいポイントは次の通りです。
● 見積金額と内訳:足場代など費用項目が明確に記載されているか確認しましょう。曖昧な「一式」表記ばかりの場合は追加費用の恐れがあります。
● 工事内容と範囲:外壁のどこまで塗装し、雨樋や破風板など付帯部を含むかが明記されているかチェックします。見積書に付帯部塗装の記載がない場合、後から「そこは別料金」と言われる可能性があります。
● 使用する塗料:塗料の種類やメーカー名まで記載されているか確認します。塗料のグレードで耐久性・費用が変わるため見逃せません。
● 塗装工程と回数:塗装は通常、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。見積書に工程や回数が記載されているか確認しましょう。2回塗りでは塗膜が薄く耐久性が落ちる恐れがあります。
相見積もりを取る際は各社に同じ条件で依頼することも大切です。条件がバラバラだと価格比較ができません。また、見積もり依頼後の辞退連絡などマナーも忘れないようにしましょう。
塗料の種類と耐久性の違い
塗料にはグレードがあり、種類によって耐久年数や費用が大きく異なります。一般的に安価なアクリル塗料は耐久性が低く約3〜5年ほど、標準的なシリコン塗料で約8~12年、高性能なフッ素塗料では15〜20年程度もちます。価格は耐久性に比例するため、予算と求める耐久年数のバランスで選ぶことが重要です。
迷った場合は業者に相談し、カタログや資料を見せてもらいながら最適な塗料選びを手伝ってもらいましょう。それぞれの塗料の特徴やメリット・デメリットを丁寧に説明してくれる業者なら安心できます。また、高耐久塗料にはメーカー保証が付くものもあります(例:フッ素系で10年保証など)。こうした保証の有無も踏まえて、納得のいく塗料を選びましょう。
業者選びの注意点
「どの業者に依頼するか」は塗装工事の成否を左右する重要なポイントです。信頼できる業者を選ぶために、以下の点に注意しましょう。
● 訪問販売に注意:突然訪ねてきて不安を煽り、契約を急かすような営業には警戒してください。実際、リフォームに関する苦情の多くが訪問販売による契約です。見積もりが不当に高額だったり、不要な工事を勧められるケースもあります。その場で契約せず、一度持ち帰って検討するようにしましょう。
● 実績や資格の確認:地元での施工実績が豊富か、口コミ評判は良いかなどを調べましょう。さらに「一級塗装技能士」や建設業許可などの資格を持つ業者だと経験と信頼の裏付けになります。必須条件ではありませんが、資格保有は一つの目安です。
● 見積もり時の対応:現地調査をきちんと行い、建物の状態や適切な工事内容をわかりやすく説明してくれる業者を選びましょう。こちらの質問にもしっかり答えてくれるかを確認してください。見積書の内容が不明瞭だったり、契約をやたら急かす業者は避けたほうが無難です。
保証やアフターサポートの確認
塗装工事後の保証内容やアフターサポートも契約前に確認すべき重要事項です。保証には大きく分けて施工保証(工事後一定期間の施工不良に対する保証)と塗料メーカー保証(塗料自体の品質保証)の2種類があります。施工保証は5〜10年程度付くのが一般的で、塗膜の剥がれなど不具合があれば業者が無償で補修します。一方、メーカー保証はフッ素塗料など高級塗料に設定されることが多く、10〜15年の性能保証が付く場合があります。
契約時には保証の有無と期間、範囲を確認し、保証書を発行してもらえるかもチェックしましょう。併せて、工事後の定期点検や緊急時の対応などサポート体制についても尋ねてください。優良業者であれば「1年後に点検します」「困ったことがあればすぐ駆け付けます」といったフォローを約束してくれます。施工後も安心して任せられる業者かどうか、保証とアフターサービスの面からもしっかり見極めてください。


工事前の準備と工事中の対応
塗装工事を円滑に進めるために、施主側でも事前準備や工事中の対応をしておきましょう。
● 近隣へのあいさつ:工事前に両隣や向かいの家などには挨拶を行い、工事の日程や内容を伝えておきます。足場の組立や高圧洗浄の音、塗料の臭いなどで迷惑をかける可能性があるため、「ご不便おかけしますがよろしくお願いします」と一言伝えておきましょう。挨拶には業者が同行してくれる場合もあります。
● 駐車場や敷地周りの確保:工事期間中は作業車両の駐車や足場設置で、自宅の駐車スペースが使えなくなることがあります。あらかじめ代替の駐車場を用意する、庭・ベランダ周りの荷物や植木鉢は片付けておくなど、現場を整理しましょう。
● 洗濯物とペットへの配慮:塗装中は外に洗濯物が干せなくなります。室内干しの準備やコインランドリー利用を考えておきましょう。工事中の騒音や人の出入りはペットにとってストレスになるので、ケージに入れるか一時的に別の場所に預けるなど安全対策も検討してください。
そのほか、工事日程を事前に確認し、長期間留守にする予定があれば業者に伝えておきましょう。担当者との連絡手段(電話番号やメールなど)も交換し、工事中に何かあればすぐ連絡できるようにしておくと安心です。
契約書と見積書のチェック項目
契約前には見積書と契約書の内容を細かく確認し、不明点はすべて質問してクリアにしておきましょう。特に次の点は要チェックです。
● 工事内容・範囲:どの部分を塗装し、どの部分は対象外かが具体的に書かれているか、費用内訳も含めて漏れがないか確認します。雨戸・雨樋など付帯部も含めて記載があるか要チェックです。
● 使用塗料と工程:塗料の種類・メーカー名や、下塗り・中塗り・上塗りの塗装回数が明示されているか確認しましょう。「塗装一式」など曖昧な表現しかない場合は注意が必要です。
● 工期と支払い条件:工事の開始日・完了予定日や支払い時期(契約時・完工後など)が明記されているか見ます。万一工期が延びた場合の対応なども聞いておくと安心です。
● 保証内容:何年保証が付くか、どこまで保証されるかを契約書で確認します。口頭説明だけでなく書面に残してもらい、保証書の発行タイミングも確認しましょう。
契約書にサインする前に、以上のポイントに漏れがないか最終チェックすることが大切です。後から「聞いていなかった」ということがないよう、一つ一つ丁寧に確認してから契約しましょう。
工事中・完工後のチェックポイント
実際の工事が始まったら、基本的には職人さんにお任せですが、工事中や完工後に確認すべきポイントも押さえておきます。工事中は、進捗状況を適宜確認し、疑問点があればすぐ業者に質問しましょう。特に「下塗りは終わりましたか?」「予定通り進んでいますか?」など気になることは遠慮せず聞いて大丈夫です。誠実な業者なら丁寧に教えてくれます。
完工後は、足場を外す前に施工担当者と一緒に仕上がりをチェックします。具体的には次の点を確認しましょう。
● 仕上がり:外壁全体および雨樋・破風板など付帯部に色ムラや塗り残しがないかを目視で確認します。細かい箇所までしっかり見ましょう。
● 周囲への塗料飛散やゴミ残り:窓ガラスや玄関、フェンス、車などに塗料の飛び散りが付着していないか確認します。養生シートやテープの剥がし忘れ、施工中に出たゴミの放置がないかも見ておきます。
● 保証内容の確認:最後に保証書を受け取り、保証期間や内容の説明を受けます。「○年間は無料補修します」「○年目に定期点検します」などの約束事をしっかり確認しましょう。不明点があればその場で質問し、書面と合わせて確認してください。
問題がなければ工事完了となります。万一気になる箇所があれば、遠慮なく手直しを依頼しましょう。良心的な業者であれば迅速に対応してくれるはずです。
まとめ:信頼できる業者と納得のいく工事を屋根・外壁塗装は決して安い工事ではありませんが、適切に行えば住まいを守り快適さを維持できる重要なリフォームです。今回ご紹介したポイントを押さえて準備すれば、ありがちな外壁塗装トラブルを避けて安心して工事を任せられるでしょう。
大切なのは、信頼できる業者を選び、施主としても疑問を残さず納得したうえで工事を進めることです。分からないことは遠慮せず質問し、契約内容や仕上がりの確認も怠らないようにしましょう。コミュニケーションを密に取りながら進めれば、満足のいく仕上がりになるでしょう。
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